紅茶にカフェインが含まれているのはご存知だと思いますが、ココアにも含まれている事はご存知でしたか?
子供が飲む際にはカフェインの少ないほうを選ぶ場合が多いかもしれませんが、ココアと紅茶どちらにも嬉しい効果があるんです。
ココアと紅茶それぞれの子供に嬉しい効果や、飲むタイミングをご紹介します。
もくじ
●ココアと紅茶のカフェイン量を比較する
紅茶にはカフェインが含まれているという事はほとんどの方がご存知だと思いますが、ココアは茶葉から抽出した飲み物でもないし、甘くていい香りだからカフェインは含まれていないと思いがちですよね。
でも実はココアにも、紅茶にもカフェインが含まれているんですって。
【ココア100mlに対してカフェインは30mg】
【紅茶100mlに対してカフェインは20mg】
実はココアのほうが多いというデータがあるんですよ。
今までココアをお子さんに飲ませていた人はとても驚いたと思いますが、大丈夫なんです。
ココアは純度の高いものであるほどカフェインの含有量が多く、子供向けに飲みやすく製品化されている飲み物の場合は
【ココア100mlに対してカフェインは10mg未満】
というカフェインの含有量で生産されているので安心できますよね。
結論としては紅茶よりもココアのほうがカフェインの含有量が少ないのでお子さんに安心して飲ませることができるのはココアのほうになりますが、ココアにも紅茶にもそれぞれに体に良い効果があるのでご紹介しますね。
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●ココアの体に良い効果と、おすすめの飲むタイミング
ココアには食物繊維、ビタミン、ミネラル、カカオポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれているんです。
美容成分やアンチエイジング効果もあるのですが、特にお子さんに嬉しい効果を詳しくご紹介しますね。
■腸内環境を整えて風邪を予防する
カカオポリフェノールと食物繊維には腸内環境を整える働きがあるんです。
またココアを飲むと免疫力が高まるという事が近年の研究でわかってきました。
風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなる効果があるそうですよ。
集団生活を送っている子供達は感染症をうつしあう場合が多いので、少しでもかからないような体作りをするためにココアが役に立つんですね。
■ココアを飲むおすすめのタイミング
ココアにはカフェインが含まれているので、朝に飲むのが適していますね。
朝食前の空腹時にココアを飲むと腸が刺激されて排便を促す効果があるそうですよ。
ココアはなるべく暖かいものを飲むほうが良いんですって。
暖かいココアを朝に飲むことで血流が促されて体全体を温めてくれるので目覚めを良くしてくれますよ。
カフェインの含有量が少ないので1日に2~3杯飲む程度であればカフェインの含有量は問題なさそうですね。
●紅茶の体に良い効果と、おすすめの飲むタイミング
紅茶にはカフェインが含まれているので、カフェイン量には気を付けたほうが良いのですが、紅茶には良い効果も沢山あるんです。
紅茶に含まれるカテキンや、ビタミン、ミネラルなどの成分から得られる効果をご紹介しますね。
■風邪やインフルエンザの予防と、虫歯になりにくくする効果がある
紅茶カテキンには殺菌作用があるので、風邪などにかかりにくくする作用があったり、インフルエンザになりにくくする効果があるんです。
飲む事によるカフェインの含有量が心配な場合は、紅茶でうがいをしてみて下さい。
飲まないのでカフェインの含有量は気にならないし、感染症から体を守る効果を得る事ができると思います。
また、紅茶カテキンには歯垢をつきにくくしたり、虫歯や歯周病を予防する効果があるんです。
苦味成分であるタンニンにはフッ素が含まれているので歯を丈夫に保ってくれるんですよ。
■紅茶を飲むおすすめのタイミング
飲む場合は勉強前など頭をすっきりとさせたいタイミングで飲むのがおすすめです。
カフェインの含有量が気になる人は、紅茶うがいを試してみて下さいね。
風邪やインフルエンザにかかりにくくなったり、虫歯になりにくくしてくれるなど、お子さんには嬉し効果がありますよ。
●まとめ
ココアと紅茶のどちらにもカフェインが含まれている事がわかりましたが、市販されている子供でも飲めるココア飲料はカフェインの含有量が少なくなるように調整されていましたね。
ココアには整腸作用や感染症の予防、紅茶には感染症の予防や虫歯の予防など、お子さんに嬉しい効果が両方に含まれていましたね。
飲むタイミングを考慮したり、飲まずにうがいで使うなど、工夫することによって良い効果を活用できると良いですね。