ニルギリ紅茶は苦味成分が少ない飲みやすい紅茶なのですが、妊娠中の人はカフェインの摂取が心配で紅茶を楽しめない場合がありますよね。
そんな人のために、紅茶を抽出する方法によってカフェインレスにする事ができる飲み方や、ニルギリ紅茶の効果、効能をご紹介します。
お湯出しと水出しを比べると、何故水出しのほうがカフェインが少なく入れる事ができるのか、安心できる水出し紅茶の作り方の紹介もありますよ。
●水出しで入れるニルギリ紅茶
ニルギリ紅茶を水出しで入れると、抽出に時間はかかりますが、前夜に翌朝ぶんを作っておけば寝ている間に美味しい紅茶が完成するから作る手間が楽ですよね。
低温で抽出すると渋み成分であるタンニンが抽出されにくいので味わいはとってもまろやかなんです。
すっきりとした紅茶を飲みたい時に適しているんですね。
また、紅茶は冷やした時にタンニンとカフェインが結合して水色がにごってしまうクリームダウンという現象が起こってしまいますが、水出しで抽出するとクリームダウンが起こらないんですよ。
味はすっきり、見た目も美しいアイスティーを飲みたい時におすすめの水出し方法をご紹介しますね。
- ティーポットを用意します
- 6g程度の茶葉に、冷水を500ml注ぎます
- 冷蔵庫に入れて8時間以上ゆっくりと抽出します
- 茶葉を茶こしで取り除いて完成です
一般的には100mlの水に対して茶葉1gとされていますが、私は少しだけ茶葉を多く入れるほうが美味しく作れると思います。
水を冷たくすればするほど透明感のあるアイスティーが作れるので容器に氷をいくつか入れて抽出するのもおすすめですよ。
●水出しで入れたニルギリ紅茶はカフェインレス
ニルギリ紅茶を飲む時に気になるのはカフェインの量ですよね、同じ紅茶でもよりカフェインを少なく抽出する方法があるんです。
水出しで紅茶を入れると、お湯で入れるときよりもカフェインが溶け出しにくく、カフェインレスになるんですよ。
苦味や渋みを感じる成分はタンニンとカフェインなのですが、これらの成分は水に溶けにくくお湯に溶けやすいという性質を持っているんです。
紅茶を水出しで入れればタンニンとカフェインが溶け出す量を減らすことができて苦味や渋みを抑えて、カフェインの量も抑えた紅茶を作る事ができるんですね。
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●妊娠中でも安心して飲めるカフェインの量
ニルギリ紅茶をお湯で入れた場合、1杯に30mgのカフェインが含まれていると言われています。
一般的な大人が1日に摂取しても大丈夫なカフェインは150mgと言われていますが、妊娠中の人は100mgまでが理想とされていますが、なるべくカフェインは摂取したくありませんよね。
お気に入りのフレーバーの紅茶を楽しみたい場合は、水出しで入れるとカフェインがほとんど含まれない紅茶を入れる事ができるので妊娠中でも安心して飲む事ができますよ。
●ニルギリ紅茶の効果と効能
ニルギリは苦味や渋みは少なく、優しい甘味や香りをもつ紅茶なので個性の弱い紅茶と評価される事もありますが、ストレート、ミルク、レモンなどどの入れ方に使っても美味しく飲む事ができるオールマイティーな紅茶なんです。
中でも柑橘類との相性が良く、レモンティーで入れるととても美味しく飲む事ができるんです。
苦味や渋みが控えめなニルギリは、タンニンが少なく、テアニンという旨み成分の強い紅茶なんですね。
テアニンは脳の神経を鎮めてリラックスさせてくれる効果があるので、朝起きた時に一杯の紅茶を香りと旨みを楽しみながら飲むと頭がすっきりとして気持ちが良いですよ。
ニルギリを含む全ての紅茶にはポリフェノールが豊富に含まれていて、抗酸化作用が高いことから細胞一つ一つを若々しく保つアンチエイジング効果があると言われているんですね。
中でも血管の細胞をしなやかに強くしてくれたり、血中の余分な成分を排出してくれるので脳卒中、心臓病、糖尿病などの生活習慣病に効果があると言われているんですよ。
●まとめ
ニルギリ紅茶は水出しで抽出するとカフェインが溶け出しにくく、水色が美しく保たれた美味しい紅茶が作れることがわかりましたね。
カフェインレスの紅茶を入れる事ができるので、妊娠中の人でも安心して飲む事ができるんです。
ニルギリは渋み成分が少ない紅茶なので、どのようなフレーバーで入れても美味しく飲めて飽きのこない紅茶なんです。
テアニンやポリフェノールが豊富に含まれているのでリラックス効果が高く、アンチエイジング効果を取り入れる事もできるんですよ。