「べにふうき」というのは、お茶の品種の名前で、とっても渋みの強い木だそうですが、これが紅茶に加工されると驚くほど薫り高い、まろやかな味になると評判なんです。
そして鹿児島の枕崎市でお茶農園を営んでいる茅野さんのべにふうき紅茶がすごいらしいんです。
そんな「べにふうき」が近年の研究で味が良いだけではなく、花粉症などのアレルギー反応を軽くしてくれる成分が多く含まれていることがわかってきました。
辛い目のかゆみ・鼻水・くしゃみなどの症状に悩まされている多くの方々に「べにふうき紅茶」をご紹介します。
べにふうき紅茶の効能と効果
紅茶には、コーヒー・煎茶・ウーロン茶などほかの種類のお茶よりもカテキンが多く含まれていて、このカテキンには強い殺菌力があります。
食中毒が予防できたり、お肌に使うとアトピー性皮膚炎の症状が和らいだり、花粉症などからくる辛いくしゃみ・鼻水・目のかゆみが楽になったりするのもこのカテキンの力のおかげなんですね。
茶葉の中でも「べにふうき」という品種には他のものよりもカテキンがより多く含まれている事がわかってきました。
おいしい国産の紅茶「姫ふうき」
紅茶といえばダージリン・アッサム・ウバなどの品種が有名で、どれもインドなどの海外から輸入しているものだと思っていました。
ですが日本国内でも紅茶が栽培されているというのはご存じでしたか?
輸入量から比べるとわずかな国産量ですが、日本でも紅茶が栽培されているんです。
その中でも鹿児島県枕崎市に住む茅野さんご夫妻が生産した「姫ふうき」という紅茶がとってもおいしんです。
紅茶の本場である英国の国際食品コンテストで最高評価の三ツ星金賞を受賞しているほどですので詳しくご紹介します。
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茅野さんと「べにふうき」との出会い
過去に日本でも、今現在よりも多く紅茶が生産されていたのですが、紅茶の輸入が自由化されると海外の安価な紅茶が消費の大半を占めるようになり、国産の紅茶を生産してくれる農家さんは少なくなっていきました。
茅野さんもその流れを受けて緑茶作りに転身を余儀なくされたのですが、2002年に「べにふうき」という品種の茶葉に出会いました。
その薫り高い味、渋み・酸味・甘味がバランスよく調和したべにふうきに惚れ込み、茅野さんはべにふうきを無農薬で育てて、おいしい紅茶に仕上げる研究と、本格的な栽培を始めたんです。
べにふうき紅茶が三ツ星金賞を受賞
茅野さんはべにふうきの茶葉を育てるのに、まずは土選びから始めて、無農薬、有機栽培で育てていきました。
茶葉の収穫も機械で収穫するのではなく、一つ一つ丁寧に人の目で品質を確認しながら手摘みで収穫しているから高品質な紅茶の栽培ができるんですね。
姫ふうきは、蜜のように甘い薫り高い紅茶で、その中に渋み・酸味・甘味が絶妙なバランスで調和した大変おいしい紅茶なんです。
その丁寧な生産方法と品質の高さが評価されて、「グレート・テイスト・アワード2009」で最高評価の三ツ星金賞を受賞しました。
日本で生産された紅茶が、本場ロンドンで高く評価されたのはとっても嬉しいですね。
価格:1,620円 |
まとめ
べにふうきという茶葉には、ほかの茶葉よりもより多くカテキンが含まれていていることがわかりました。
茅野さんが生産したべにふうき紅茶は、本場ロンドンで金賞を受賞するほど品質の高い紅茶で、とっても薫り高いおいしい紅茶です。
カテキンが多く含まれていて、かつ金賞を受賞するほどの紅茶が日本で生産されていたなんてとっても驚いてしまいました。
体にも良い、おいしいべにふうき紅茶は是非皆さんに知って、味わっていただきたいですね。