2015年8月25日放送の「ガイアの夜明け」は京都の茶畑に海外からやってきた若い女性たちが特集されました。
アメリカやフランスからやってきた彼女たちは海外で日本茶作るために研修にやってくるというのです。
日本のお茶を世界へ広めるためベンチャー企業が考えた秘策とは?
緑茶
最近はペットボトルでお茶を飲むということが多くなりましたね。
またお茶以外の飲み物を飲むことから緑茶の消費量は現在では1970年の半分以下になりました。
そんな中これまでにない手法で海外展開をするベンチャー企業があります。
京都府の和束町は鎌倉時代から緑茶の生産が盛んな地域です。
昼と夜の寒暖の差が激しく上質な宇治茶の産地でもあります。
そこに訪れたのはハンガリーの人たち。
そこには茶農家の「喜多章浩」さんが出迎えます。
ツアー客はお茶摘みを目当てでやってきているんです。
7年前に喜多さんの作ったホームページを見て海外からのツアー客が増えてきているんです。
喜多さんは茶農家でのアルバイトがきっかけで、美味しいお茶に出会えたことから茶農家になろうと決めたんですって。
こだわり
加工にもこだわり今では珍しい「浅蒸し」という、蒸す時間を短くし、お茶本来の香りと渋みが味わえる技法を採用しているんです。
茶がらも食べることができるのは「浅蒸し」ならではなんですよ。
煎茶で最も高いのは80gで1800円ですが、素朴な味が人気なんです。
京都おぶぶ茶苑
「京都おぶぶ茶苑」は2004年に創業で社員は6人で栽培から販売までしていて、人気なのは「茶畑オーナー制度」。
「茶畑オーナー制度」とは毎月1500円で茶畑1坪分のお茶が季節ごとに送られるというシステムで海外からも16カ国が取り寄せているんですって。
他にも海外に宣伝するための企画があるんです。
「京都おぶぶ茶苑」にアメリカのカリフォルニアからサラさんという女性がやってきました。
アメリカでは農家をやっていて、お茶の栽培を3ヶ月の住み込みで習いに来たんですって
そこには同じようにフランスから来たマリーさんという女性もいます。
今までに30人以上も海外から研修生を招いているんですって。
標高が高く急斜面での機会を扱うのはとても危険ですが、サラさんとマリーさんは楽しそうにしていましたね。
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お茶の入れ方
ちょうど煎茶の入れ方をやっていてので紹介しますね。
まず急須にお茶をいれます。
10秒~20秒したら急須に触ってください。
暖まったらふたをし茶碗にお湯を注ぎます。
急須のお湯を茶碗に注ぎ分けることで、温度を覚まし、茶碗を温める効果があります。
お湯を急須に戻すときには回すようにかけ、茶葉を下にやる感じに戻します。
こうしてようやく1杯のお茶が飲めるのですが、お茶を斜めから見ると、水面になにやら浮かんでいます。
これは茶葉の産毛で良質な茶葉にしかないそうですよ。
カナダトロント
カナダの最大都市トロントで働く「タイラー」さんは教会で、「京都おぶぶ茶苑」の緑茶の飲み方を講習しているんです。
タイラーさんは「京都おぶぶ茶苑」で研修を受けていました。
何と抹茶をひくウスまでありました。
するとカナダの皆さんは好評で人気がありました。日本茶が好きなんですね。
タイラーさんは「ティー・キングス」というお茶の会社を作っていて、「京都おぶぶ茶苑」のお茶を売っているんですって。
茶摘イベント
研修に来たサラさんとマリーさんは研修2ヶ月語には、「京都おぶぶ茶苑」に来た外国人ツアー客に解説するほどになっていましたね。
やはり日本のお茶は世界で受け入れられる品質なんですね。
他にも「京都おぶぶ茶苑」の宇治抹茶を練りこんだ抹茶バウムクーヘンもあるんですよ。
価格:970円 |
「京都おぶぶ茶苑」のお茶は他でもさまざまな形になって使われているんですね。