菊花茶は中国で多くの人に飲まれている栄養価の高いお茶なんですが、自分で美味しい菊花茶の作り方や入れ方を試してみたいですよね。
見た目にも華やかな菊花茶の作り方や、おすすめの飲み方をご紹介します。
菊花茶が茶器の中で花開く美しい様子などもご覧くださいね。
もくじ
●菊花茶の美味しい作り方は?
菊花の花びらには、体内で作る事ができない亜鉛、鉄、銅などのミネラルが豊富に含まれていると同時に、17種類のアミノ酸が含まれているんです。
古くから生薬として使われていますし、殺菌作用があるので、今でも食用の菊花や刺身たんぽぽなどが食事に添えられているのは栄養価があると同時に殺菌作用を利用するためなんですね。
菊花茶の効能やおすすめの菊花茶についての記事はコチラ↓
そんな栄養価の高い菊花茶の作り方をご紹介します。
■菊花茶の作り方
菊花には様々な種類がありますが、カンギクを使うのがおすすめです。
かんぎく / 寒菊
キク科の多年草。アブラギクの栽培種。葉は5裂するが、原種アブラギクより短く、全体に卵状広楕円(こうだえん)形をなす。花期が遅く、12月から翌年1月にかけて黄色の頭状花をつける。周辺の舌状花が発達し、中心の管状花も比較的大きい。霜が降りても葉や茎が傷まないため、観賞用として栽培される。
菊の花の部分を摘み取ってしっかりと乾燥させます。
天日で干せばしっかりと乾燥しますし、太陽光からの殺菌作用も期待できるので菊花茶を作るときは天気の良い日にすると良いですね。
しっかりと乾燥できた菊花茶は保存もきくので長く楽しめるようになります。
菊花の特有の風味が気になる人は、花びらだけを集めて作っても大丈夫です。
国産品の花びらだけを使った菊花も販売されているので試してみると良いですね。
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●菊花茶の美味しい入れ方は?
熱湯に菊花を加えて菊花茶を入れると、花がお湯の中で開いて見た目にも美しいお茶になりますね。
以下の動画のように透明の茶器で入れるのがおすすめです。
菊花やクコの実の鮮やかな色や花が開く様子を楽しみながら飲む事ができるので見ているだけでホッと一息つく事ができますよ。
100%の菊花茶として飲む場合と、ブレンドティーとして飲む場合の2通りの作り方をご紹介しますね。
■100%菊花茶として飲む場合
お湯は沸騰している100℃の熱湯を使います。
あらかじめ温めた茶器に熱湯を注いだら菊花茶葉を投入して1分以上蒸らしてから飲みます。
100ccの熱湯に対して菊花が10個ほど入れて飲むと美味しいそうですよ。
クコの実は3~5個ほど加えると美味しいですよ。
■ブレンド茶として菊花茶を入れる場合
菊花茶をブレンド茶としていれる場合は、菊花の量を少し減らします。
100ccの熱湯に対して菊花を2~3個にしてみて下さい。
菊花特有の香りは控えめになり、バランスのとれたブレンドティーができあがりますね。
クコの実は味のバランスを見て調節してくれて大丈夫です。
3個ほど入れれば他のお茶の風味とバランスがとれるのではないかと思います。
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●菊花茶の様々な飲み方
■他のお茶とブレンドして飲む
菊花茶特有の風味が飲みづらいと感じた時には、普段から飲んでいるお茶と菊花茶をブレンドして飲むと飲みやすくなりますよ。
特にジャスミン茶やプーアル茶などとのブレンドが人気ですが、緑茶、紅茶との相性も良いそうです。
本場中国の人も主にブレンドティーとして飲んでいるそうですよ。
■他の食材を加えて飲む
菊花茶には乾燥のクコの実を加えて飲むと美味しいですよ。
その他にも砂糖やはちみつなどの甘いものを加えて飲むと美味しいです。
本場中国の人は氷砂糖を加えて飲むそうです。
●まとめ
菊花茶は見た目にも華やかなお茶で、特有の味わいがあるお茶なんですね。
熱湯に菊花を投入して菊花茶を入れると花びらが開いてとても美しく、香りの引き立つお茶ができあがるんです。
普段飲んでいるお茶や、クコの実を入れたりしてブレンドティーを作って楽しむと良いですね。
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